フライで佐世保遠征

先週末は22日を休んで24まで2泊3日で佐世保まで行ってきた。
目的はヒラスズキ。
磯のサラシ(波打ち際の白波)の中に生きる彼らを釣るのは普通は磯から。

今回は常連さんに誘われてボートで沖からヒラスズキを狙います。

それもフライフィッシングで。

ぼくはこれが如何にイカれたことなのかわかってなかったのだ。。。。

 

さて、14:00くらいに長崎空港に着いたワタクシが向かったのは長崎駅のちょっと南にある中華街。

バスの中でiPhoneをいじってしくじった事実を知ることになる。

ほとんどのちゃんぽん屋が15:00で一度ランチ営業を終えるだ。

間に合いそうなのは長崎駅の中にあるちゃんぽん屋くらい。。。

結局中華街ではなく駅の中にある蘇州林さんで食べることに。

いや、普通以上に美味しかったですよ。

でもなんかね。。。

 

そして佐世保に移動するのにグーグル先生にまた衝撃の事実を突きつけられるのだ。

 

 

長崎駅と佐世保駅はすんげー遠いってコトらしい。

ついでに長崎空港はその真ん中くらいにあるってコト。。。

 

あれ?

 

すっごい無駄足してる?

電車で2時間以上かかるじゃないか!

勝手に長崎空港→長崎→佐世保って動いてると思ってた。。。。

無知&下調べナシは行けませんな。

 

そんなこんなで列車に揺られて佐世保駅に着いたのは18:00を超えていたのでした。。。。

 

佐世保に着いた日は誘ってくれたF谷さんと前日から来ているN村さんと合流して食いまくり飲みまくり。

佐世保名物のレモンステーキ、それからお隣の五島うどんなど美味しいもの食べまくってバタンキュー。

 

それもそのはず。

次の日は絶対に船が出ないほどの荒天が約束されていたのだ(笑)

 

やることのない釣り人は悲しいものだ。

どこ行くって目的が決まらない(笑)

釣りと酒くらいしか共通点がないおじさん3人は雨&風でどこに行くか迷った挙句平戸の方まで足を延ばすことに。

平戸城に行って道の駅に行って寄ったのは。。。

酒蔵。

やっぱりおじさん3人の共通点は酒か(笑)

 

ココはF谷さんオススメの平戸のお酒「飛鸞(ひらん)」の酒蔵森酒造
ココでしか買えない限定酒(なんでも杉樽で1年寝かしたらしい)と長崎県でしか流通していない飛鸞Classicを購入。

残っていればベーキャンで飲めるけどもう半分もないな。。。

どちらもすんげー美味しくてビックリした。

手に入ることがあればまた購入します。

長崎行くことあればオススメです。

 

N村さんはこの日でサヨナラで、早めに佐世保に戻りバスに乗って東京へ向かいました。

ぼくとF谷さんはサクッと飲んで食って明日の朝に備えます。
明日は雨は降るものの風は弱そう。

釣れるといいな。

 

雨雲のせいで予定よりも1時間遅く出ることになったものの出船できた。

船はたぶんみんなが想像するよりもはるかに小さい。

移動中は船長の後ろに2人が縮こまるスペースがある程度。

 

地の利もなくぼくにはどこに向かっているのかわからないまま船は走る。

バンバンと波が船の底をたたく。

まるでオフロードバイクに乗って砂漠を走ってるみたいだ。

そんなところ走ったことないけど。

寝るなんてできないし熱いコーヒーなんて飲めたもんじゃない。

おにぎりも無理でちょびっと水を飲むのがやっと。

ポイントに着けば大忙しでタックルの準備なのだ。

息つく暇もない。

 

ポイントは大きな岩礁帯。

サラシを狙うんだからドッパーンって感じでうねりが当たる場所。

船が激しく上下する中フライラインを手繰り、そしてキャスト。

身体を船に固定するだけでもしんどいくらいだっていうのに結構な精度のあるキャストが必要なんだからままならないったらありゃしない。

F谷さんのサポートがなきゃワタクシは釣りにならなかったよ。

ホントにありがとうございました。

(上の写真はF谷さん)

それにしても船長の森下さんの操船が凄い。

複雑な潮の流れと風を読んですんごい細かく船を操っている。

凄腕なのに30代前半?と若いのだ。

彼が岸壁ギリギリまで寄せてくれるからフライで狙うことができるんだけどぼくのときはことさら寄せてくれてありがたい限りでした。

森下さんもホントにありがとう!

F谷さんはサクッと何尾も釣ってました
F谷さんはサクッと何尾も釣ってました

F谷さんが幸先よく釣る中、ぼくはキャストがイマイチ距離が足りないのとリトリーブがイマイチなのか全然バイトがない。

F谷さんにも森下さんにもサポートしまくってもらってるのでこりゃ釣らないとって思ってるんだけど。。。

何度もポイントを変えながら投げては引っ張って投げては引っ張って。。。。

 

いやー、やっと釣れました。
釣れてうれしいっていうより2人にすげー協力してもらってるから獲れてよかったっていう安堵感だった(笑)

この後も1度はのったんだけどぼくのミスで潜られてラインブレイク。

あとはバイトはあるモノののらずに結局1本だけでした。
それでも1本取れてよかった!

 

しかも!
ヒラが釣れたフライ、デシーバーはいつぞやにワタシが獲ったシカのしっぽで作ったフライなのだ!
こりゃ2倍うれしい。

マテリアルも自分で獲った作ったものだとなんか感慨深いもんだ。

 

今回の船は佐世保のSEASONALさん。

ナイスガイの森下さんが案内してくれます。

フライじゃなくてルアーももちろんOKだし、ヒラスズキだけでなく根魚やクロダイも案内してくれるらしい。
走って釣っての繰り返しでノンストップのストロングスタイルだったけど、言えば休憩もしてくれるって(笑)

 

修行してそのうちまた行きます!

獲ったヒラ(F谷さんの獲ったものの方が多いけど)はベーキャンに送って既に処理済み。

現在小出しにしながら寝かしているので6日の13周年祭りに出す予定。

アラも冷凍してあるので出汁とってラーメンか!?

 

楽しい釣行でしたが代償としてレインパンツがおおきく破けちゃいました。

それも乗り込むときに(笑)

現在修理中です。