今期は鳥猟ばかり行っている。
まぁまぁ、獲れている。
が、今期はカルガモが多い。カルガモは羽根に用事がない。地味な羽根でフライマテリアルにならないからね。
おかげで遠慮なく羽根を抜いて皮&脂も美味しく食べれられる。カルガモの肉はマガモと並んで、いや個人的にはそれ以上、最上級に美味しいのだ。
マガモ(オス)の場合は涙を呑んでコンプリートスキンにして皮&脂のない残念なマガモ肉を食べることになる。
27日はフライショップHermitとタッグを組んでマテリアル講習会でした。
ぼくが獲った鳥をサンプルにしてフライのマテリアルについて勉強しようっていう会。
ついでにお肉の試食&それに合うワインも勉強しちゃう大人の会なのだ。
用意したワインはカモ肉に合わせてカモのラベルで有名なダックホーンワイナリーのセカンドラベルのDecoyのカベルネ。本家はウチのイベントには高級すぎます。。。
本家のセカンドラベルがDecoyっていうのもシャレてる。デコイっていうのは鴨を呼ぶために木で作った鴨の模型のコト。鴨は仲間のいる場所に降りる習性があるのだ。
セカンドラベルと言っても安いってほど安くないのです。
やや重めでジューシーながらタンニンと酸も効いたワインは濃い旨味のカモ肉にバッチリ合うのだ。
稲見さんのお話もなかなかにボリュームありました。
国内モノと輸入モノの差だとか昔のサーモンフライのオリジナルマテリアルが手に入らなくなってからの代用品とか使い方のバリエーションなどぼくもちゃんと聞きたかった!(カウンターで仕込んだりしながらでした)
それからフライタイイングのデモ。
メジャーなモノでも教えてもらわなきゃわからないコツやそもそも全然知らないウィングの作り方など3?4?種教えてくれました。
このタイミングでワタシお肉を焼いていたのであまり見れていません。
その後試食で普通は食べられないカルガモのササミやモモなどマイナー部位と一番おいしいムネ肉、それから希望者だけカラス肉など食べてもらいました。
半分以上の人がそのまま飲み会に突入。みんな結構飲んでたなぁ。
いい会になりました。
また来年もやりたいな。
で、次の日は鳥猟に出かけてキジ1羽とマガモ2羽を追加。
今期はヘッドショットやネックショットが決まってるので羽根も肉も状態がイイです。(当たったときはね)
鳥猟はもしかしたらこれで今シーズン最後になるカモ!?