やっとBlogが書ける!
なかなか時間が取れない。まぁ、仕事っていうか子守りとかだけど。
さて、もう1週間が経っちゃったけどやっと男前キャンプのレポートが書ける!
いやー、楽しかった。
最初に言っておくけど粟島の釜谷キャンプ場はマジでオススメ。もちろん人は選ぶけど。でもこのBlog読んでるような人にはオススメよ。
何がイイって「なにもない」。
いや、なにもないキャンプ場はたくさんあるんだけどさ。。
まぁ、なにがイイかっていうのはこれから書いていくのでぜひとも読んでくださいな。
さてさて、まずは粟島に渡るところからスタート。
新潟の村上にある岩船港からの出向。
東京からだとクルマでも電車でも4時間半くらい。
クルマの駐車場は無料。駅からは結構あるみたい。初参加の古本さんは歩いてきたって言ってたけど。。。
普通船と高速船があって1日に合計3便。
ダイヤによってどっちのるか決める人がほとんどだろうね。
値段は結構違うけど時間は高速船で1時間くらいで普通船だと90分くらい。
なんで高速船設定があるんだ?
行きは朝9:30出港の高速船で行くことに。
普通船は予約できないらしいけど、高速船は予約ができるので予約がオススメ。
この日は3連休だったからキャンセル待ちもいたし、ぼくも予約出遅れて危なかった。
参加のケン兄は予約できなかったから前ノリで粟島入り。
同じく初め予約ができなかった初参加の古本さんはこまめにHPを見てたらたまにキャンセルの人が出た瞬間に予約できたらしい。
船はどちらにせよ荷物にお金がかかる。
相当コンパクトにすればいいんだろうけどルール上はキャンプ道具などは有料。
ぼくの荷物は結局こんな大きくなっちゃった。
まずはカヤック&海遊びの大きなバッグとパドル&釣り竿の長細いケース。
あとザック一つにしたかったんだけど結局シールラインのダッフル1つが追加になってしまった。。。
写真にはないけどコレにTrail BumのSteady1つ。
ザックは持ち込みで大きな荷物3つを預けて値段は1000円弱。良くも悪くもアバウトですので郷に入りては郷に従いましょう。
乗船の1時間くらい前から荷物の受付をしているけど普通のレジャー客はとんでもない物量を持ち込むので圧倒されないように心の準備をして置くことをオススメする。
さて、粟島に到着。
フェリーを降りるとすぐに見えるのが観光案内所。
ココが粟島の情報中心地。
レンタサイクルやバスの発着、宿や飲食店の情報など聞けばなんでも教えてくれる。
前ノリしていたケン兄がココで事前にネットでは見つけていなかった情報をゲット。
なんと港のある内浦から目指すキャンプ場のある釜谷までの荷運びのサービスがあるっていうじゃない!
10個口で1000円とか15個口で1500円とか。
しかも一人付き添いで乗らなきゃいけないので実質1人分のバス代200円まで浮く!
で、頼んじゃいました。
船で一緒になったスノコさんとワタクシとケン兄の3人分を運んでもらいました。
全然男前じゃない!(笑)
ちなみにですが、ワタクシ当初この日はココからカヤック漕いで粟島を半周して釜谷にアクセスする予定でした。。。。
結局荷物を運んでもらって空荷でバスで釜谷に行くことにしたわけです。
全く男前じゃありません(笑)いや、とりあえず言い訳させて!
店の営業終わって夜中帰ってきて1時間睡眠のみで4時間以上の運転を経てフェリーでもスノコさんと盛り上がって寝れず。
それでみんなと港で別れて一人でカヤック漕ぐの正直しんどいッスよ(笑)
バス停でバスを待っていたらココで初参加の古本さんと合流。
港で見た手練れ感あふれる荷物の主は古本さんでした。
彼は一切荷物など預ける必要ないくらいコンパクトにパッキングしていました。
バスに揺られて15分程度。歩いたって良かったけど死ぬほどの日差し。蒸発しちゃうぜ。
ケン兄が先に行ってるしね。
バス停を降りてから少し道を下ると釜谷のキャンプ場。トイレ&水場があり、その先に海。それ以外は何もない。常夜灯もないのだ。
トイレは意外なほどキレイ。いや、ピカピカとか新品同様とか舐めれるほどといった感じじゃないんだけどさ。正直期待してなかったんだけど十分すぎるほどキレイだったのよ。
それと水場がイイ。イイどころじゃなくサイコー。蛇口がなくてパイプからのかけ流し。沢の水なのかな?がパイプから6コくらい分岐して全部からダーダーと流れ続けている。
そして。。。
メチャクチャ冷たい!手がしびれるほどじゃないんだけど、頭から浴びたら真夏のこの時期でも寒いくらい。15℃強って感じかな?
この冷たい真水があるっていうだけで真夏の海のキャンプが天国に変わるのだ。
サイコー!
キャンプ場自体は3つのサイトがあるってことになっていて、トイレの隣の芝生がそれにあたるらしいけど海岸線にある狭い浜にテント張ってもイイらしい。
もちろん私たちは浜に張るに決まっている。
ぼくはニンジャタープを張ってからカヤックの組み立て。日差しが強すぎるのと疲労のおかげでヘロヘロ。
途中真水を頭からかぶりながら浜に打ち上げられた流木を選んだりしながらのんびり作業したのだ。
夕方くらいにニンジャネストを張ってそれで寝た。風がもっと強いかと思っていたので念のためにチュンチュンプロデュースのグランドハット2も持ってきたけど出すことはなかった。あ、あと2日目にはファイントラックのゴージュタープも持っていったので連結して張ったりもしました。
浜が海に向かって下っているし風が強いので、4人が4人とも海を正面にポールを入れて後ろは石などで地面スレスレというカタチでタープを張っていた。まぁ、風や日差しによってタープを閉じたりあけたりカタチ変えていたけどね。テントもいいけどタープが好きだなあ。
ぼくはカヤック(フジタ アルピナ1-480)と素潜り道具&銛(新潟は銛突きがOKなのだ)それにルアータックル&フライタックルと釣り竿2セット。
クーラーボックスはアイスミュールのMサイズだったかな?
初参加の古本さんもニンジャタープ。しかも初期型だ。懐かしい。
もともと少ない荷物で来ていて実にスマート。
聞けばキャンプはじめて3年くらいでほとんどがデイキャンプだっていうから驚きだ。
いろいろやってみたけどなんか違うっていうんで男前キャンプというかUL的キャンプでアクティビティ寄りに行きついたらしい。たかにぃの影響受けてるって言ってたけど納得。
Trail BumのSteadyとAOクーラー?かなんかのソフトクーラーのみで参加。
グランドシートにタイベックで吊るしで使う床なしの蚊帳を吊って寝ていた。
タープはぼくの張り方と比較すると海側と山側の真ん中に一番長いポールを使っていたので西日を遮って日陰を作るのに適していたし夜は海側を開放していた。
素潜りの道具は持ってきてたけど流石に遊び道具は一番少なかった。
聞いている限りの経験値でこの実力。タダモノじゃないぜ。
ケン兄はいつも通りスーパーヘビー級。
島の散策用に折り畳み自転車(BD-1)&シンプルなサイクルトレーラーで参加。
タープはDDタープ。遮光性高いね。ポールも持参だし十分なサイズのクーラーボックスまで持ってきてた。でも今回はピザはあきらめたって。そりゃそうだよね。
実は寝たのはテントでホーボーズネスト2。
しかもぼくの私物(笑)
前泊の夜の予報が爆風だったのにドームテント持ってないっていうのでぼくが急遽前泊用に送り付けたのだ。
結局この日も次の日も使っててホーボーズネスト2の快適性にやられてたけど。
実はスーパーヘビー級の装備の最大の原因はは撮影機材なのだ。
ケン兄は天体撮影を趣味(玄人裸足)にしていてカメラや周辺機材、それを駆動させるポータブル電源&ガチソーラーパネル(なんと発電量110W!)などなど。
男前キャンプの企画でやることじゃないことをやってのけているのだ(笑)
イカれてます。
そんな重い思いして撮った写真は後ほど紹介します。
ミスター男前のスノコさんもニンジャタープ。
張り方はぼくと同じ感じだけど長井センターポールがカッコいい。
絵になる張り方だな。参考にしよう。
スノコさんも実は寝たのはアライのトレックライズだったかエアライズか。
爆風吹くかもって思ったらドームテント持ってきちゃうよね。しかもそうなったら蚊帳なんて持って来ない。
スノコさんも折り畳み自転車(KHS)持ってきてたり釣り竿3セットも持ってきたり釣った魚用のクーラーボックス持ってきたりとスノコさんらしからぬそこそこヘビーな荷物でした。おかげで夜中に港に釣り行ったりと粟島をフルに楽しんでいたな。
ワタクシA-sukeは初日に潜ってすぐに耳抜きでトラブル。
バリバリバリ!!!と右耳にイヤーな音がさく裂したと思ったらプクプクプクって空気が出る音が。。。
え?穴空いた?ウソでしょ!?
もう一回耳抜きしてみるとやっぱりプクプクプクって空気出てる。。。
耳ちょっと痛いし。。。
オワタ(笑)
コレもう潜らない方がいいヤツじゃん。
で、浅場に移動して水面から狙える奴だけ狙うことに。(上がれよな)
何度も空振りしながらもなんとか20cmくらいのメジナを突くことができた。
AUKZEALの銛のおかげだ。
しかしパラライザーで十分なんだけど穴空きまくり。アタマ狙ってるのにその後ろの身にガッツリ穴が開く。
コイツはシンプルに塩焼きで食べました。
初日が終わろうとしている。
釜谷は粟島の西側に位置していて、さらにキャンプ場から釜谷の集落も佐渡島も見えない。
遠く北朝鮮は見えるわけもなく目の前には大きな日本海しかないのだ。
この先に何もない感じが凄いのだ。
大きな空と海に沈む夕日は今まで見たものと少し違う気がする。
これこそが釜谷キャンプ場のサイコーな点である。
まぁ、西日が差し込む時間が長くてしんどかったのは差し置くけど。
夜がやってくるのを見計らって拾い集めた流木に火をつける。
最も楽しい時間のはじまり。
溶けるほど暑かった日中がウソのように過ごしやすい。
日中暑すぎて隠れていた蚊やフナムシたちが沸いてくるんだけど、焚き火は虫もよけてくれる。
熱くない程度に距離をとって焚き火を囲む。
今回はキャンプGINなるモノをいただいたので持ってきた。
香りが強くて割っても香りのパンチがあるのでこんな夜にはナカナカよかった。
おかげでマッカランを飲まずにコチラばかり飲んでしまった。
日が沈めばそこは真っ暗闇。
なにしろほとんど街の明かりの存在がない。
8秒おきくらいに回ってくる灯台の光と向かって左手の空がうっすらとだけ明るい佐渡島の光だけ。
だから星空が凄いことになる。
ケン兄が10㎏前後の撮影機材を持ってきて撮ったのがコチラ。
流星も今まで見ていたモノと少し違い引く尾が長く明るい。火球の小さいのくらいな感じだ。
それもバッチリ写っている。
あ、でも肉眼よりもキレイに撮れてますからね(笑)
とりあえずここいらで一回終わりにしましょう。
次回は2日目以降です。