週末はベースキャンプを休んでまで遊んできました。
Paago WorksのファンイベントPMMのプレイベントにご招待されてしまったからです。
PMMはパーゴ版OMM。
2日に渡ってロゲイニング、火おこし、オリエンテーリング、パッキングと4種目の総合ポイントで勝敗を決めるという企画でした。
面白いのは1位から順番に5ポイント差でポイントが付与されるのでぶっちぎっても2位と5ポイントしか差が付きません。そしてロゲイニングも火おこしも同じウェイトでポイントが付くんだそう。
そしてOMM同様2人でのエントリー。バディを見つけないといけないんだけど。。。
今回は男前キャンプでおなじみのスノコさんが一緒に出てくれることに。
さてさて、いままでまったく縁のなかったRun系イベントですが。。。。
まず初日はロゲイニング。
ロゲイニングというのはフィールドの中にいくつもチェックポイント(以下CP)があり、制限時間内にどれだけCPを廻れるかというもの。CPごとにもらえるポイントも違うので多ければいいってもんでもないみたい。この辺はレース?大会?にもよるのか?
で、今回はOMM同様テントや食料などの荷物を背負って走るわけです。
朝イチのスタートと同時に渡される地図を見て作戦を立ててどう回るかを決めます。
地図をパッとみてガッツリ山のエリアとポイントたくさんの里のエリアに分かれています。
我々2人は「走らない」と決めているので「山行った方が楽しいんじゃない?」というコトになり山側エリアを目指すことに。CPは少ないもののポイントは高め。それに制限時間内で楽しむには山の方が楽しそうだという判断。
今回のロゲイニングはアプリを使ってGPS&写真がポイント回った証拠になるのでその都度バディのどちらかが入って写真を撮ります。
NaviTabiという初めて触るアプリだったけどいろいろ楽しそうなことができるアプリだった。
運営側はどのチームがどこにいるかどう回っているかなどがわかるみたい。
後からログも見れるし運営サイドが楽しそう。
里を回るガチガチRun系の本気の人チーム(招待された人の半分以上がトレラン or オリエンテーリングの早い人たち)の動向を見てたら面白いだろうな。
このロゲイニングでのんびりと歩いて山方面の取れるポイントを取って帰ってきたぼくらはまだ時間があったのでゴール付近のポイントを探すことに。しかしこれがなかなか見つからない。道が入り組んでて複雑なのだ。結局見つけるのをあきらめて時間内でゴールすることを優先。でもこの迷いながらCP探すってことこそが楽しいんじゃないの?ってことになって山に行ったことを少しだけ後悔することに。
みんなが戻ってきてから少ししてからRound2で火おこしレース。
ファイアスターターを使って火を起こして500㏄の水を沸騰させるまでの時間を競う。
周りのほとんどの人が焚き火なんてしないし、軽く雨も降って湿った薪だしぼくらに分があると思ってたんだけど。。。。
ぼくたちだけ男前ファイアグリル使ったり(小さいし高さもないので今回は不利なのです)みんなが使う着火用のティッシュを使わないで薪に直で着火させたりしてたのもあって結果としては特に順位が高いわけでもなく(笑)
そのまま夕飯タイムからのんびりと夜を楽しむ時間へ。
差し入れがたっくさんあって予想していないほどに豪華で夜中まで飲み続ける結果に(笑)
自分で持っていったウィスキーは全然飲まなかった。。。背負って歩いたのになぁ。。(笑)
そして2日目の朝からはRound3でオリエンテーリング。
オリエンテーリングもロゲイニングに似たスポーツでCPを回るんだけど一番大きな違いは地図。
知らなかったけどオリエンテーリングはかなり詳細に情報が書いてある10000分の1地図を使う。通常の山地図は25000分の1がほとんどでRound1のロゲイニングでも25000分の1地図を使った。
しかもカラーでブッシュの濃さや大きな岩や穴なども書いてありそれらを利用して現在位置と目的地を探すナビゲーションスポーツなのだ。
今回はレース前に初心者向けにワークショップを行ってくれたので非常に勉強になった。ロゲイニングよりも細かく地図と実際の風景などが一致しているかをチクイチ確認しながら走るんだそうだ。植物の種類が変わる境界線まで書いてあるのだからそれらの情報を駆使して森の中を走るのだ。
あ、我々は歩いてましたけど。。。
パーゴのイベントらしくスタッフが動くCPになってて高得点を持っていたりして遊び要素もある。
我々は歩きながらもそれなりにCPを拾って楽しく歩くことができた。結果はこのRound最下位だったけど詳細な地図を見ながら実際と確認しながら歩く作業は他の遊びではなかなか似たような経験が得難い遊びで地図を作ってくれる運営サイドに頭が下がる。
とても楽しいんだけど走らないぼくとしては走らないで楽しむ方法があればなぁ。。。と思ってしまった。
いや、ぼくが走ればいいのか。。。
そして最終Roundはパッキング対決。
テント、シュラフ、マットを他の道具と一緒にザックに押し込んでキャンプ地を軽く一周走ってタイムを競う。
我々はココでもイマイチ振るわず(笑)
全体通して運営側も手探りだったけどとてもいいイベントだった。違う畑の人と交流したりやったことのない遊びをやってみるというのは実に楽しい。
しかし同様に自分が「レース」とか「勝ち負け」というものにとことん向いてないのがよくわかる。
こればっかりは楽しめないなぁ。順位が気にできないと早く急ぐ気にならないんだから参加者としてどうなのか。。。。
なんて思っていたら。。。。
ブービー賞をもらってしまった。
全く予想してなかった(笑)
で、同率ブービーだったチームとじゃんけんしてニンジャタープまでもらってしまった。
なんだか申し訳ないなぁ。
ニンジャタープは初代をベーキャンでも販売したくらい思い入れのあるプロダクトだけど初代がボロボロになってから違うタープを使っているから久しぶりにニンジャタープを使わせてもらいます。細かく進化してるの知ってるし使うのが楽しみ!
今回はお誘いいただいた斎藤徹さんに感謝。
とても楽しいイベントだったし、ぼく自身また新しい道が開けた気がする。
ハンティングにRush30が使えそうだし、山にトレランシューズ履くのは敬遠していたんだけどちょっと試したくなったりしてる。
次の日から脚がパンパンですごいことになってる。走ってないのになぁ。。。
また次回も。。。。出るのか?(笑)