さてさて、勢いで書かないとね。
3日目のスタート。
キャンプしたのが烏山を少し下ったあたり。
この日も天気に恵まれさすほどの日差し。
昨日に帽子とサングラスを失ったことが悔やまれる。
前日の疲れもあってのんびり8時くらいまで寝ちゃったんだけど顔洗いに川に行くともうすでに3名のグループがカヤックに乗って下ってきていた。
軽く挨拶。
昨日までは誰とも会わなかったのでなんか新鮮。
そして関東の川下りの聖地「那珂川」とはこの辺りなのか!と染みる(笑)
この日はとにかくたくさんのパドラーとすれ違った。
休憩していれば後ろから来るし流れていけば陸にいたり。
さらには両岸いたるところにキャンプ場がある。
そして何より引かなきゃならないような浅瀬もほぼないし沈するほどの瀬もほぼない。
前日までの渓相とは全然違う。
よって話すことなどほとんどないのだ(笑)
ってことでこの旅のダイジェスト動画でも観てもらいましょう。
撮影したのは全域だけどこのエリアが多い。
なんでかって撮りやすいから(笑)
実際穏やかだけど適度に速度のある流れでのんびりとした川下り。
この日唯一の大場所がこの堰堤。
左岸と右岸どっちが越えやすいかな?なんてうろうろしてたら鮎師と思われるじいさまが魚道をずっと覗き込んでる。
隣に立って一緒に観察してみると。。。
写真じゃ伝わりにくいんだけど〇の中に3尾くらい稚鮎が跳ねてるのわかります?
肉眼で見るとずっとピョンピョン跳ねてる。
手前のちょっと流れが強いところは通らずに奥の少しだけゆるい流れを登っていくんだよとか、今年はまぁまぁだとか昨年は悪かったなんて話ししてサヨナラしたけど、この川6月越えたら鮎師がわんさかで下れないだろうなぁ。
2日までは釣りする人も渓流竿がほとんど。たまにスモール狙いのバスマンやサクラ狙いのルアーマンがいたけどカヤックだけじゃなくて釣りも聖地だからなぁ。
結局右岸側から越えました。
あ、一番右のコンクリの上を担いで歩いたってことね。
荷物あるとはいえパックラフトは担ぐのが軽くてポーテージも楽だね。
石に草木にガツガツぶつけちゃったりしたけど想像以上にタフで安心感がある。これはメーカーやフネに寄ってちがうだろうけどMRSのAdventureX2の生地はそんな感じ。
そのうち調子乗って穴開けるかな?
この日はトータル33㎞ほど下ることができた。
2日目と比べると川のスピードが違う。
漕いで進んだ33㎞って感じ。
那珂川大橋で一度上陸してセブンイレブン寄ってアイス食べたりビール仕入れたりしてそのあと城里あたりまで下ってきたのですごくたくさん移動した充実感はあるんだけどね。
さて、次の日が最終日。
このキャンプ地からザックリと30㎞くらいで太平洋なはず。
しかしすでに流れはかなりゆるいのだ。
30㎞進むことはできるのか?
ここで初めて天気だけじゃなくて潮目を気にしてみた。
すでに半分河口域だし明日は潮が影響するぞ!と読んだわけだ。
すると5時から12半くらいまで下げ潮。
この影響の中で漕げば着けたりするか?ってな予想しながらメシ食って酒飲んでのんびり。
最後の焚き火を惜しみつつ早い朝に備えて寝たのだった。
朝早すぎると暗くて支度もできないしまだ寒い。
なんだかんだで出発は6:30くらい。
さぁ、ここからはほとんど流れは期待できない。
漕ぐぜ。
またもや天気に恵まれ刺すような日差し。
次からは帽子とサングラスは予備も必要なことを心と体に刻みながら下っていく。
普通の川下りだとこの辺りはもう楽しくはないんだろうな。
昨日まであれだけ見たパドラーがこの日は1人もあっていない。
それでも穏やかな水面にときおりカモがいるのだ。
それもそこそこ頻繁に。
コレは!?
アプリで茨城のハンターマップを調べると。。。
可猟区!!
この穏やかな流れじゃ沈なんてしないし次は11月に鉄砲持ってくるか!なんて妄想を膨らませながら漕いだのだ。
撮る写真も建造物が多くなってくる。
漕いでても明らかに都市に近づいてのがわかる。
岸辺に立つ釣り人も中にはシーバス狙いの人も出てきた。
海は近づいている。
水戸に一番近い水府橋にたどり着いた時点で10時ごろ。太平洋まであと15㎞。シーカヤックでも3時間以上かかるかな?といった具合。時間かければパックラフトでも行けるのか?
しかし。。。
この日は風が少し出ていて東側から吹いてくる。まぁ2m前後といった感じだけど流れのない中パックラフトには結構しんどいのだ。
あと2時間で潮も上がってくる。
風も強くなるらしい。。。
さらには太平洋に出てもそこからバスや電車でこの水戸に戻ってくるのだ。
乗り継ぎは悪い。
さらにさらに今日は5/5で明日は平日。夕方になれば東京に向かって帰る人も増えて電車も最悪自由席。。。
なんてこと考えてたらそりゃあがっちゃいますよね(笑)
あとから教えてもらって気が付いたんだけど、東京湾になじみのあるぼくは下げ潮で川が海に向かって加速するって感じてたけど、ここ那珂川と太平洋との兼ね合いは上げは効いても下げは効かないのだ。
たしかに潮の満ち引きの理屈と地形を考えればそうなんだろうと思えるんだけどこの時は気が付かなかった。
どーりでまったく水が動いてなかったわけだ。
相変わらず日差しも強いので結構な交通量のある交差点だっていうのに全部干して乾かしてからのんびりパッキング。この石碑?みたいな柱のおかげで日陰もあって人目以外は快適でした。
ここから水戸駅までは1㎞もないので歩いて移動。
まだお昼時だしどーせ水戸から帰るならうまいもんでも食って帰ろうと思ってチョイスしたのは。。。
ウナギ!
久々なのもあってうまかったー!!
川旅の〆にはベストでしょう!
帰りの電車はまぁまぁ混んでて荷物が起きやすい席を確保するのに一苦労。
早めに上がって正解だったしましょう。
いやー、楽しかった。
これで温泉があればサイコーなんだけど。。。
次は何して遊ぼうかね(笑)