スーパーで買ったビールや水やソーセージはアイスミュールに入れて手に持って移動。
まぁ、結構近くに川が流れてるんだけど川原まで高さがあってどこからアクセスすればいいのかちょっと迷ってグルグル歩いてしまった。
それでも無事に川原に到着。
ISSのシステムのおかげでテントや着替えなどはパックラフトのチューブの中。
それでも水や食料、それとちょっとした休憩で使いそうな道具は防水バッグに入れてスプレーデッキの中に積んでいます。
でもタンデムなのですんごいスペース余る。ソロで使う前提ならMRSのAdventure X2ではなくMicroraftのLサイズで十分だと思う。
さぁ、いよいよスタートです。
しかし。。。。。
30分ほどで早速の沈。。。。
写真をよく見ると上着が濡れてますね(笑)
黒磯あたりは思った以上に浅瀬が多くて瀬が多い。
AdventureX2は思った通り?ホワイトウォーターでは愚鈍な操作感。
ちなみにこれが落ちた直後に撮った写真。
強い瀬が見えますね。
早速落ちてビビりましたがどうすれば沈するのかを身をもって理解できた気がします。
ラフトを回しきれずに岩に乗り上げてしまってボトム側から水流を受けてひっくり返りました。
岩が連続してある場所だったので焦ったけど何事も経験ですね。
ラフトひっくり返してビショビショになったまま漕いでいたのですがしばらくすると雨が強くなってきました。
この日の天気は最悪。
結構な土砂降り&風になってきたので一時避難。
丁度デカい土管があったのでタープをかけてランチ。
雨が少し収まるまで休憩です。
土管から出た針金みたいなのに引っ掛けてタープに穴開けてしまったのはナイショ。
その後少し朝待ったので出発するも浅瀬が多い!
浅瀬はこんな感じにトーイング(引き船)で越えていきます。
堰堤も同じようにトーイングで下に落としたり担いで陸を歩いたりで越えていきます。
雨がまた降ってくる雰囲気が強くなってきたので本格的に降る前にキャンプ地を決めました。
ただでさえ沈して身体が濡れているのに雨が降ってからテントというかタープを張るのはしんどいですからね。
この日はスタートが遅かったこと、沈したこと、雨で休憩が長かったこと、浅瀬を歩きことが多かったこと、さらに早めに陸に上がったことなどが原因で全然距離が進まず。
約10㎞前進したのみ。
夜はそこそこすごい雨と風。
タープで来たことを少しだけ後悔したけど倒壊するほど吹かなかったのでまぁまぁ寝れた。
シュラフも足元がビショビショになったけど化繊シュラフだと気が楽だね。
2日目は天気が回復しててよかった。朝日が上がるの待って大抵の機材は乾かしてタープだけビショビショのまま出発。
1日目と違って浅瀬で歩くことも少なくなってかなりのスピードで距離が稼げる。
前日の雨のせいもあるかもしれない。
水量が増えてラフトが底を擦らないんだろうな。
ランチ休憩までで21㎞も下ってしまった。
距離が順調なのは水量多くて速いから。
その分瀬はパンチのある感じになってるんだろうね。
ビビりながら超えてたけど結局1回沈しちゃいました。
この時の沈は結構な水流に縦に巻かれたのでかなりビビった。
帽子とサングラスを失ったけどフネは流さなかったしケガもなかった。
ランチ後も沈1回以外は順調で22㎞も進めた。
この日はトータルで43㎞も進んだのだ。シーカヤックで1日で進めないくらいの距離で川らしい速度に思わず笑みがこぼれる。
濡れた器材も夕方日が沈むまでに大抵のものが乾いて快適な夜が過ごせた。
が。。。
この日の沈はかなり器材は被害を受けた。
なぜならデッキに置いていたドライバッグが死んでいたから。。。
ロールする肩の部分にすんごい大穴が。しかも左右。
そりゃ中身ビショビショだわ。
一番痛かったのはキッチンペーパー。グラナイトギアのZipサックに入れておいたけどあれは防水じゃないからね。
となりにあったトイレットペーパーは。。。
SEA TO SUMMITのトイレットペーパーホルダーに入れておいたのだけど。。。
これがなんと完全防水!買ってそんな時間も経ってないので完璧に水の侵入を防いでくれた。
ちょっと高いなぁ。。なんて思いながら買ったけど買っておいてよかった!
トイレットペーパーだけでもドライな紙が生きててくれるのはありがたい。
キッチンペーパーは濡れても完全には死なないので濡れたまま運んで丁寧にはがしてその後も使ったけど反対じゃなくてよかったよ。
この日は天気も落ち着いてたからゆっくりと夜を過ごした。
前日は雨だ風だでバタバタしてたからね。
持っていった焚き火台はもちろん男前ファイアグリル。
手前味噌だけどいい焚き火台だね(笑)
では3日目からはVol.2にしましょうか。