えー、今回は道具のハナシ。
現在テンマクデザインから販売中のワタクシA-sukeプロデュースのナイフ「CampHolic Knife」についてです。
まずは買っていただいた方、ありがとうございます。
今回はシースのおはなしです。
シースとはナイフの鞘のことですね。
新品だと右のような感じで、入口は狭くて左右方向にタイトな感じではないでしょうかね?
このままだと使いにくいので使いやすくチューンしましょう!
ようはナイフの形にシースを型付けしましょうってことです。
まずは大胆に。。。
濡らします!!
水道の蛇口ひねってびしょびしょにしちゃってください。
革に水が染み込んで色が変わってきたのがわかるでしょうか?
濃い目の茶色になってます。
ここまで染み込むと革は柔らかくなってるはずです。
革は元々水分で柔らかくなって乾くと固くなるのです。
その性質を活かして型付けするわけです。
シースが十分に柔らかくなったらナイフを入れましょう。
そして。。。。
形に沿ってグイグイと型をつけていきます。
結構強く押さえましょう。
でも爪たてると傷がつくので注意してくださいね。
ホントは傷がつかないような丸まった木の棒やガラス棒などがいいんですけど人差し指丸めて関節の部分でゴシゴシやってもいいですよ!
で、ナイフを抜いて乾かします。
抜いてから少し入口を狭めておきましょう。
で、完全に乾けば。。。。
このフィット感。
ホンの少し「コクっ」とハマる感触になって、シースからのナイフの出し入れが安心感ある感触に変わるはず!
型付け前(上)と型付け後(下)の差がわかりますか?
型が付いたらオイルを塗ったりしてメンテナンスしましょうね。
これで肩はしばらく崩れません!
買ったらまずはシースをTune up!!
みなさんやってみてくださいね!!
BASE CAMPではCampHolic Knifeとセットで使うことを前提とした焚き火エプロンやCampHolic Knife用のカイデックスシースも開発中です!!
乞うご期待!!
コメントをお書きください
アウトドア好き?な名無し (月曜日, 15 2月 2016 20:21)
買いました!
なるほどーwこういう風にするんですねw勉強になりますw
A-suke (火曜日, 16 2月 2016 15:40)
>アウトドア好き?な名無しさん
お買い上げありがとうございます。
今のモデルはシースの形が違いますが原理?は同じですので。
皮は油分がなくなるとひび割れてしまいますので、最後の保湿だけは忘れないようにお願いします!!
良いナイフライフを!
アウトドア好き?な名無し (水曜日, 11 5月 2016 18:45)
前回のコメント返しありがとうございます。シースの形はナイフに合わせましたw
前回の書き込みよりずいぶん経ちましたがまた書き込ませてください。
このナイフを研ぐときの注意点など教えて下さい。一度研いでみたのですが逆に切れなくなってしまいました・・・(市販の砥石2000番を使用しました)
また、あわせてシースに適した保湿剤も教えていただけると幸いです。
A-suke (木曜日, 12 5月 2016 14:41)
>アウトドア好き?な名無しさん
シースはまた少しづつ型が甘くなってくるので甘くなったらまた同じことを繰り返すことをお勧めします。
研ぎ方ですが簡単だけど難しいですよね。
2000番とのことですが、スタートで2000番でしょうか?
少し細かいかもしれませんね。
ぼくはシャプトンというメーカーの1000番を基本に研ぎます。
ずぼらだと1000番のみ。
基本は1000,2000,5000と研いでいます。
研ぎ方は直接お話しするのが早いのですが、角度を保つコトが最重要事項です。
コレが甘いといい刃はつきません。
角度に関しては好みですから鋭角なら切れるけどもろい刃で鈍角なら切れないけど鈍りにくい強い刃になります。
シースの保湿はミンクオイルを使っていますが柔らかくなることもあるので最低限しか塗りません。
コチラは正直いろいろ試しているわけではないので何とも言えません。
もっといいのがあるかもです。
ただ、塗らないとひび割れてしまいますので皮用のクリームを薄く塗っておけば問題ないと思います。
液体は中までしみ込んでしまうので固形(ラード状)の方がイイかもですね。
アウトドア好き?な名無し (木曜日, 12 5月 2016 18:21)
早いコメント返しありがとうございます!
とりあえず動画など見つつ新聞紙が切れるくらいまでは研ぎましたが角度は正直わかりませんw
シースは定期的にやらないといけないんですねw
アドバイスどうもありがとうございました!
A-suke (金曜日, 13 5月 2016 06:34)
>アウトドア好き?な名無しさん
シースのメンテナンスは定期的というよりヤレてきたらでいいのでそんなにサイクル短くないですからね。
研ぎの目安は人それぞれですがぼくはコピー用紙がスッと切れればヨシとしています。
素敵なナイフライフを!