ハンドクラフトっていいもんですね。

週末は浅草の老舗フライフィッシングショップ「つるや」さんの主催するハンドクラフト展に行ってきました。

フライフィッシングもいろいろですが、大手のメーカーが工場でたくさん作る道具もあれば職人さんたちが一つ一つ手作りで作った道具もあります。

毎年行われるこの展示即売会は後者の道具市。

手作りで丁寧に作られるバンブーロッドやランディングネットなど。

情緒ある姿に魅せられてきました。

フライフィッシャーマンは木が大好き(な人が多い)。

銘木を使った小道具の数々。

もちろんランディングネットも販売されていました。

自分で作ってみたい道具のひとつですね。


それと、古いものが大好き(な人が多い)。

なので古い時代に作られたリールなども販売されていました。


今のものとは違った趣がありますね。


そして毛鉤。

この美しい毛鉤を作っているのは。。。


カリスマタイヤー備前貢さん。

 

フライタイイングのデモンストレーションはいつもためになる小技を教えてくれます。

タイイングだけでなくお話しも上手な方でいつもトークでも楽しませてくれます。

 

これはボディ材をこよるときの裏ワザ?コツ?を教えてくださってる時の一コマ。

 

 

ホントは客としては買うべきなんでしょうがいかんせん高額商品が多いッス。。。。

で、手先が器用なワタクシは買うより作りたくなって帰ってきました。。。。

ランディングネット作ってみようと思います。

 

 

そして、手作りと言えば明日23日発売の「CampHolic Knife」も職人さんの手作りなんです!!

 

先日アップした写真はプロトタイプでして、製品版が手元に届いたので詳細にレポートしたいと思います。

 

まず、製品版を見て最初の印象は「イイ!」ってこと。

プロトタイプを見て心配だったことが解消されています!!

 

では、詳しく見ていきましょう。

 

まずパッと見の全体の印象。

これはさすがに一緒です。


ただ、よく見てみるとブレードの研磨が非常にきれいです。

立ち上がりの部分もきれいに処理れています。

以下の2枚を見るとよくわかるはず。


それと、ブレードの断面のふくらみが「シュッ」ではなく「ポテッ」としています。

これは鉈として使う際に理想的なふくらみ方です!

さらに刃の下のハンドルまでのRが深いことで人差し指をかけた時に使いやすさが向上しています。


一番違うのはナイフ本体ではありません。

だってプロトタイプでも十分にいい仕上がりでしたから。


一番違うのはシース(鞘)の方。

もちろんナイフにシースは付属していますので、このシースの出来映えが所有欲を満たすのには大きく左右するのです。

だって普通はシースにしまってありますからね(笑)


プロトタイプよりも明らかにいい革を使っています!

ツルツルの表面がいい具合です。

一度水に濡らしてナイフを入れてカタチにフィットさせるとよりよくなることでしょう。

乾かすとそのフィットした形状を保ってくれますので、オイルをしみこませるのはそのあとにしましょう。


ぜひこのフィットさせる方法は購入後にやってみてください。

自信がない方はBASE CAMPでご指南しますよ!

もちろん無料で。


裏面もきれいです。

プロトタイプにはなかった水抜きの穴が空いてます。

これはシースの内部に水が入った場合に排出するための穴です。

縫い目も手縫いからミシン縫いになったようですが仕上がりはきれいですね。


そしてコバ(切り口)がすごくきれいに仕上がっています!

ナイフを出し入れする入り口とサイドのコバがプロトタイプとは比にならない高級感を醸し出しています!!


今でしたらプロトタイプと製品版を同時に見比べていただけますし、(お客様優先で、まだ自分の製品版ナイフがないので)プロトタイプを使って薪割りなどのデモンストレーションも行えますので購入を考えている方はぜひBASE CAMPまで見に来てください。


もちろんデザインや材質など事細かにワタクシA-sukeが「CampHolic Knife」の説明をさせていただきますよ!!