夏休み vol.2

さて、9日はビールに焼酎を煽って21時には夢の中にいたボクですが、10日の朝も早いのです。

とはいっても登山者としては遅めか!?4時に起きて軽く散策。

朝靄の尾瀬は幻想的ですばらしい。

運がよければ霧の中に白い虹が見れるらしい。

写真の山は至仏山。

9日に登った山だ。

10日は違う山に登る。

尾瀬ヶ原を挟んで反対側にある「燧ケ岳」。

ヒウチガタケと読む。

東北最高峰で2356mある。

時間はもうすぐ5時になろうとしている。

さぁ急ごう、出発だ。

森の中、結構な悪路を登っていく。

昨日の疲れはない。快調だ。

途中で何人かをパスして順調に高度を上げていく。

森林がなくなり展望が開けると眼下には昨日歩いた尾瀬ヶ原が!

遠く見える至仏山からココまで歩いてきたかと思うとなかなか気分がいい。

まぁ、また歩いて帰らなければならないのだけど。。。。

無事前を行く登山者を全て抜き去り一番乗りで山頂に着いたのが7:00くらい。

約2時間とは結構早い。

朝の出発の遅れを見事取り戻した。

 

予定では同じ道をたどって見晴に帰り、ご飯を食べて荷物を詰め込んで、行きとは少し違う道を通って駐車場に戻る予定。

しかし、この燧ケ岳は2つの頂を持つ山なのだ。

ひとつはいわゆる山頂「柴安嵓」(シバヤスグラ)。

もうひとつは隣にある「俎嵓」(マナイタグラ)。

「俎嵓」までは20分だし、その先にある少し遠回りの道を歩けばわざわざ同じ道を戻るようなことしないでも見晴らしに戻れる!?

なんて考えたのが運の尽き。。。

後に大変な思いをするのでした。。。。。

 

vol.3に続く。

 

 

尾瀬のルート全図はこちら

 

 

ところでこれだけ歩くのにボクが不可欠だと思っているコトが2つある。

基本なんだけどコレをするとしないじゃ雲泥の差。

 

1つはマメな水分補給。

2つ目はマメなエネルギー補給。

 

慣れてないハイカーは水筒とお弁当というオーソドックスなスタイルで歩く。

これは休憩をしないと水分もエネルギーも補給できないし、カバンを下ろすのが面倒くさいから喉はカラカラ、お腹ペコペコまで我慢してしまう。

これは非常によろしくない。

 

ハイドレーションパックなどを使ってこまめに「喉が渇く前に水分補給」して、行動食(なんでもいいけどボクはミックスナッツやドライフルーツが好き)をこまめに食べて「お腹が空く前にエネルギー補給」するだけで疲れが全然違う。

正直山頂では幾分のんびりするがほとんど「休憩」は必要を感じない。

ストイックになる必要はないけれど、より楽に楽しむためにこの2つは実践する価値があるぞ!

 

ちなみにボクが使っているハイドレーションはこちらの2点。

ハイドラパックは昔のモデルで正直水漏れがひどい。。。今のはどうなんだろうか。。。

プラティパスは値段やバリエーション、オプション品の豊富さなど1つ持っていて間違いないんじゃなかろうか?水筒としてのほうが活躍してるか!?